まいど！片岡商店 の片岡勧です。ブロンプトンを購入してはや3ヶ月。フロントキャリアブロックに改造スクバを搭載し耐久試験を行っています。
前回はLCC（スプリングジャパン）を使い、成田⇒広島間をブロンプトン輪行しました。今回は趣向を変えてレガシーキャリア（ANA）を使い、東京からスムーズに錦帯橋観光できるか検証してみます。
コンセプト：錦帯橋へ逆参勤交代
錦帯橋とは山口県岩国市にある5連アーチの木造橋。1673年に創建され350年以上の歴史を有しています。その美しい佇まいは、江戸へ参勤交代中の九州大名が主ルートを外れてわざわざ見に来るほど。
広島市内からアクセスも良く、私自身も定期的に眺めに行ってしまう不思議な魅力があります。
ブロンプトンで東京⇒錦帯橋 逆参勤交代輪行。関東在住のブロンプトンオーナー様必見です！
出発地：羽田空港まで輪行
出発地、羽田空港までは山手線・京急。この日は平日でしたが、朝は通勤ラッシュ。ドア入り口付近に立つことでクリアしましたが、気になる方は時間をズラしたほうがノンストレスです。
空港ついたら空気を抜こう
空港に到着したら、ブロンプトンを預ける前にタイヤの空気を少し抜いておきましょう。
理由は、飛行機が空を飛ぶと空気圧が下がり、タイヤの空気が膨張して最悪破裂する場合があるため。
貨物室内は与圧されているため、抜かなくて大丈夫説もあります。が輪行先でブロンプトンが使えなくなるとただの重い鉄塊となるため、心配性の私は抜いておきました笑。
大型・特殊手荷物カウンターで預ける
ANAがある羽田空港第2ターミナルには2種類の荷物預けカウンターがあります。標準的な荷物の場合は手荷物カウンターで問題ありませんが、ブロンプトンは少し扱いがデリケートな荷物に該当しますので大型・特殊手荷物カウンターへGOです。
2/8に搭乗したのですが、この日は大荷物を抱えた外国人が列をなしていました。いったいこの巨大なバッグには何が入っているのでしょうか？冬だからスキー道具？それとも岩国米軍基地関係者の武器？気になってしょうがありません・・・。
長蛇の列に並ぶことになり出発時刻に間に合うか不安でしたが、ANAスタッフが優先手続きカウンターに案内くださりなんとか手続き完了。ちなみに「タイヤの空気抜いてください」とは言われませんでした。LCCとは違いANAは荷室の与圧管理が優れているのかも？？(知らんけど)
15万円を超えるブロンプトンは従価料金制度を利用しよう
ANAで預けた荷物が破損した場合は15万円まで賠償してもらうことができます。
しかしブロンプトンは25万円前後する高級自転車。万が一壊れても全額補償してもらうことはできません。
そこで活用したいのが従価料金制度。15万円を超える金額を1万円毎に10円払うことで補償額を上げることができるのです。
私はブロンプトンを25万円として申告。通常補償枠を超える 25-15=10万円分を追加で購入しました。費用はわずか100円。やっておくと良いでしょう。
岩国錦帯橋空港は即手荷物受取でき自転車組立スペースもある
1時間45分のフライトを経て金魚ちょうちんズが出迎えてくれる岩国錦帯橋空港に到着。シンプルでコンパクトな空港ですので、手荷物受取場まですぐ辿り着けます。
預けていたブロンプトンは従価制度を利用したためか、ベルトコンベアではなくスタッフの方が手渡しで渡して下さいました。
空港を出て驚いたのが、自転車を組み立てるサイクルピットがあったこと。専用スペースがあることでサイクリストが車両を組み立てやすくしている配慮がイカしてます。強いて言えば空気入れがあると、フライト前にタイヤの空気を抜く心配性サイクリストにさらに喜ばれるとおもいました。
調べてみると山口県は「サイクル県やまぐち」と打ち出しているようで、県内各地でサイクリングしやすい環境を整備しているとのこと。もし関係者の方ご覧になられてたら、空港横のサイクルピットに空気設置お願いいたします（。。）m
駐輪場もあるユニークな空港
余談ですが、岩国錦帯橋には駐輪場が併設。こんな空港初めてみました・・・
それもそのはず、JR岩国駅までは約2kmと徒歩・自転車で十分アクセスできる距離にあるのです。空港って車や電車で行くところと思っていたので新鮮です。
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